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感想「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。

The Conjuring: The Devil Made Me Do It

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待ちに待った死霊館シリーズの最新作、見てきました。

 

 

あらすじ

1981年、家主を22度刺して殺害した青年は、悪魔に取り憑かれていたことを理由に「無罪」を主張した。被告人の供述は一貫して「ぜんぶ、悪魔のせい。」法廷に神が存在するなら、悪魔も存在するというのだ。
殺したのは、人か?それとも…!?姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォ―レン夫妻が立ち上がる。被告人を救うため、手掛かりをもとに、警察に協力し捜査を進めるウォーレン夫妻だったが、とてつもなく邪悪な〈何か〉に極限まで追い詰められていく。「その存在」をどうやって証明するのか?アメリカ史上初、前代未聞。〈すべて実話〉の殺人事件。衝撃の真相がついに明らかになる――。

 

映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』公式サイト

 

 

感想

このシリーズは基本的に実話を元にしたお話だが、まだ私は信じられない。それくらい悪魔の存在って非現実的で、だからこそ見ることができているような気がする。

 

死霊館シリーズとしては”死霊館""死霊館エンフィールド事件”に続く3作目。この映画の何が好きかって、ウォーレン夫妻。今までの作品もただ怖がらせるホラーではなく「愛」を軸にしたシリーズだ。今作品はその点が更に濃くなっていたと思う。そしてシリーズ初のR-15の作品。今までグロくないけど怖いホラー映画として推奨していたが、今回はグロさが出てきた。大きな違いははっきりと血が出ているところを見せているところだと思う。それが苦手な人にはダメな作品だと思うが、その類が好きな人には物足りなさ過ぎるくらいの映像だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレ感想

最初からドキドキ。悪魔憑依のシーンでは大きな音でビビらせてくる。ざっくりとした内容は、家族で引っ越してきてそこにいた悪魔に子供(弟)が取り憑かれる。その子の悪魔祓いをウォーレン夫妻にお願いする。その悪魔はかなりに強く悪魔祓いはうまくいかない。その場にいた兄が弟から悪魔を離すために自分に取り憑け!と語りかける。その場は収まり、弟は無事に助かったが、その日から兄の身の回りに異変が。彼が悪魔から狙われるようになる。ある日悪魔が憑依し、家主を殺害。彼の無罪を証明するためには悪魔がいることを証明する必要がある。その証拠を探すためにウォーレン夫妻は悪魔がそこにいた謎に立ち向かうのである。呪いの儀式を始めたある女が悪魔を呼び出したという事実に行き着く、その呪いの儀式を完了させるには3人の命の犠牲が必要。そのために狙われたのが兄のアーニーとエドウォーレン。儀式を止めるには儀式の祭壇を壊す必要がある。それを壊し、無事に終了。ざっくりとこんな感じではある。

 

私の中では、お互い守りあう夫妻の愛が最高だった。今作では、ところどころ2人の馴れ初めの場面が出てくるのだが、それがたまらない。「女は"愛が弱み"だと思われているが、"愛は強さ"だ」そんなシーンがある。"愛”のおかげで2人は強く悪魔に向かっていっているんだ。今回エドがいつも飲まなければならない薬があって、それを忘れてしまうシーンがある。最後に息苦しくなるエドだが、持ってるよって薬をエドに見せるロレイン。これぞ二人三脚!そんなことを思う映画。ただの恋愛映画でした。

 

 

邦題がダサいと言われていますが、もうしょうがないと思うし、シリーズ物で今までのファンも多い作品だからいくらB級ちっくな邦題つけようが見ますよね。信頼と実績の「死霊館ユニバース」次回は「ウォーレン夫妻の出会い」の恋愛映画を期待しています(笑)

 

 

映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』本予告 2021年10月1日(金)全国公開 - YouTube